本を読む女性はハッとするほど美しい。その横顔は男性の永遠の憧れ。
知的美人は無敵!ということで、mimi編集部では定期的な読書をおススメしています。読書からの想像力を高め、柔軟な思考に役立つからお仕事にも役立つからです。同じ本を読んだことがあるとそれまで接点のなかった人とも一気に仲良くなったりして、コミュニケーションにも役立ちます。
週末で今夜はひとり、時間があるなって時はSNSはお休みして読書はいかがでしょう。
心豊かになる小説、読みたくない?
読書ってその世界観にどっぷり浸かる至福の時間。想像力を駆使して展開するパラダイス。脳を刺激するから、アンチエイジングにも効果的という説もあり。
でも本って苦手!読むなら楽しく読みたい!
そんな恋愛小説がお好きなあなたにオススメがこちら。島本理生さんの世界。
はじめての方はまず、こちらの一冊からぜひ読んでみて!
小説家 島本理生
出典:http://www.oricon.co.jp/
1983年、東京都生まれ。2001年『シルエット』で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。11年『アンダスタンド・メイビー』が直木賞候補作となる。主な著書に『ナラタージュ』『大きな熊が来る前に、おやすみ』『クローバー』『君が降る日』『真綿荘の住人たち』『あられもない祈り』『七緒のために』『よだかの片思い』などがある。
引用:プロフィール『Red』より
島本理生さんの小説の魅力
女性らしい、繊細な文章がとっても魅力的。
島本さんの小説って意外と官能的なシーンが多いのですが、彼女の繊細な文章の表現力はまるで水彩画の様で美的。
女性の生々しい感情もさらりと描写する彼女の文章力は圧巻です。
ごく平凡な女性が主人公。でもかならずどこかに陰が・・・
彼女の小説の主人公はいつもごく普通で、目立つことが嫌いなおとなしい女性が多い。
でも、かならず彼女たちには何か陰があり、ときには考えもつかないような突拍子も無いことをしでかす。
内気で目立たないごく平凡、でも実は爆弾みたいな女の子。そして共通しているのは、芯の強さ。
新刊が出るたびに、今回はどんな女の子が主人公なのかわくわくしてしまいます。
恋愛小説だけど、ただの恋愛小説じゃないところがいい
恋愛小説ってこの世に何万冊もあって、しかも話は似たようなものが多い。でも彼女の恋愛小説はただのシンプルな恋愛ものじゃない。自分の周りでも普通に起きそうな話なのに、どこか新鮮で深い。
地味なのに魅力的な”彼”
毎回出てくる主人公の相手となる彼は、地味なタイプでとくにかっこいいわけじゃない。
でも、大人の余裕とちょっとした遊び心を持ち合わせていて、誰もがその魅力にハマってしまう。小説だからこそ成り立つこの魅力!一度ハマったらやみつきになるかも。
島本さんの小説には、純粋で素朴な恋愛ものから女性の生々しい感情を描いた官能小説まで幅広い。そこに共通しているのは表現の美しさ。
読み終わった後、何か不思議な空気に包まれている感じが残るはず。まるで夢の中で物語を見ていた様な気分になります。
おススメの島本さんの他の作品はこちら。
本が苦手な人もぜひ一度、手に取ってみてほしい。
きっとあなたのお気に入りの一冊に出会えるはずです。
読み終わったあなたはきっと、もっと素敵になるはず。新しい自分に出会えるって楽しみですね。