観光かながわNOW 沖縄・奄美地方は例年より少し遅れたものの、すでに梅雨を迎えたようです。
西から徐々に迫ってくる梅雨前線に、「ああ・・・いよいよジトジトした長い一カ月間の始まりか・・・」 と、どんよりしている人も多いかもしれません。
東京から日帰りでき、小旅行気分が味わえる鎌倉は、あじさいで有名な寺院が多く、 この時期に観光のベストシーズンを迎えます。
お出かけがおっくうになる時期ですが、この時期だからこそ!のイベントで ポジティブに梅雨を楽しんでしまいましょう♪ 鎌倉のあじさいといえばココ!というベストシーズンには混雑必死、 抑えておきたいあじさい2大名所はこちら。
明月院
出典:鎌倉ぶらぶら
別名・紫陽花寺とも言われる明月院には、約2500株ものあじさいがあり、満開時には鮮やかなブルーで境内が染まります。 このあじさいのブルーは”明月院ブルー”という呼び名で親しまれています。 あじさいの色は土の色、その日の湿度によって変わり、 土壌の酸性が強いとブルーに、アルカリが強いとピンクや赤になり、 また、その日の湿度が高いと色が濃く鮮やかになるんだそう。 あじさいの花言葉の”移り気”というのは、こんなところから来ているようです。 その他の見どころとしては、写真の山門前の参道、そして”悟りの窓”と呼ばれている円形の窓から眺める庭園の景色。
出典:鎌倉ぶらぶら
また、あじさいと同時期に花ショウブも見頃になるそうなので、こちらも必見です。 秋の紅葉もあじさいと同じく有名なので、紅葉の季節にぜひ再訪を。
長谷寺
出典:長谷寺
長谷寺は、一年を通し四季折々の花が境内を彩り、絶えることがないことから、 ”鎌倉の西方極楽浄土”と呼ばれています。 お目当てのあじさいは、眺望散策路にあり、40種類・約2500株ものあじさいが群生しています。 眺望散策路の上段からは由比ヶ浜も一望でき、美しいあじさいと海という贅沢なコラボが楽しめます! 長谷寺のあじさいの特徴は、何と言っても40種類という品種の多さ。 明月院ブルー一色に染まる明月院の美しさとは異なり、 さまざまな品種のあじさいが色とりどりに咲き誇るカラフルな風景を楽しむことができます。 こちらの2大名所に加え、もう一か所有名なのが成就院なのですが、 現在、参道工事とあじさいの植替え中の為、高台からの紫陽花、その後ろに広がる由比ヶ浜、相模湾、という この有名な景色を目にすることはできないようです。
出典:鎌倉ぶらぶら
こちらの成就院、あじさいの他に強力な縁結びのパワースポットとしても有名なのです。 ご本尊の不動明王は、えんむすび不動明王と呼ばれ、携帯の待ち受け画面にすると恋愛運がUPするそうです。 あじさいの植替えが終わり、元の状態に戻るまでには、あと3年ほどかかるそうですが、 参拝は可能ですので、鎌倉を訪れた際には恋愛運UPを願って立ち寄ってみては? (参拝の際には、極楽寺駅寄り、東側参道を使用してください。) お出かけの際には、こちらであじさいの開花状況を確認の上、おでかけください。 お天気の確認も忘れずに。 雨の日ならば、晴れの日よりもさらに鮮やかで美しいあじさいを見ることができ、ちょっと得した気分になれますね♪
明月院 東京から 東海道線・大船駅~横須賀線・北鎌倉駅~徒歩10分 明月院着 拝観料 300円(6月は高校生以上500円 / 小中学生300円) 庭園入園料 500円
長谷寺 web site: http://www.hasedera.jp/ 東京から 東海道線・大船駅~横須賀線・鎌倉駅~江ノ島電鉄・長谷駅~徒歩5分 長谷寺着 拝観料 大人300円 / 子供100円